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マネーコラム

投資の基本

2022/12/24 マネーコラム

 

最近、「ニーサやイデコを始めてみたい!」という声をよく耳にします。

しかしその内容について詳しくご存じない方も多く、始めるのに慎重になっている方も多いと思います。

 

ニーサ(NISA)とは、投資信託とか株式などでの運用益が非課税になる制度のことで、イデコ(iDeCo:個人型確定拠出年金)とは、老後に向けて掛金を掛けて年金をつくる制度でこちらも運用益が非課税となります。

さらにイデコの場合、掛金は全額が所得控除の対象となりますので所得税が節税できるメリットもあります。

つまり、ニーサやイデコは投資信託や株式などで運用した場合に受けられる税制優遇制度なのです。

 

 

では、投資信託とは何でしょう。

投資信託とは、投資家から集めた資金を運用の専門家が日本国内や外国の株式・債権などに投資・運用して、運用成果(利益)が出た場合に、投資家に分配される金融商品です。

反対に運用成果(利益)が出なかった場合に元本は保証されませんので注意が必要です。

 

投資で大切な3つのポイントは「資産分散」「時間分散」「長期投資」と言われています。

資産分散とは、国内株式と外国株式、国内債券と外国債券など、特性の異なる複数の資産を組み合わせることで、これによりリスクを分散させることが出来ます。

時間分散とは、価格が変動する金融商品に対して、決まった金額で定期的に購入する方法です。これにより、金融商品の価格が高い時は購入量を抑え、価格の安い時に多く購入することができます。

そして、長期分散投資ですが短期的に金融商品を売買するのではなく、長期に渡って保有し続けることです。保有期間が長いほど投資の収益率は安定していく傾向にあります。

 

 

貯蓄は、お金を蓄えることで銀行預金などがこれに当たります。元本が保証され、安全に資産を形成出来ます。

一方投資とは、先ほど説明した投資信託などの購入があたります。元本は保証されませんのでリスクについても確認する必要がありますが、教育資金や老後資金など、将来に向けた資産形成の場合は時間をかけてじっくり増やしていけますので、お金を効率的に増やすためにも検討したい資産形成の手段の1つと言えます。

 

 

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